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お知らせと飲食店経営におけるお役立ち情報

2025.05.27

飲食店経営、成功する人と失敗する人の違い

こんにちは。

飲食店専門の保険アドバイザーの村瀬です。

私はこれまで何100人もの飲食店オーナーと出会ってきて

ある法則のようなものがちょっとだけわかってきました。

それは、

「飲食店経営、成功する人、失敗する人の違い」

です。

簡単にまとめてみましたので、

時間がある時に見てみてください。

飲食店で成功する人と失敗する人の違いは、

センスや料理の腕前よりも、

経営意識・準備・行動の差にあります。

以下に具体的なポイントを分かりやすくまとめてみました。

 

✅ 成功する人の特徴

1. 数字に強い・数字を管理している

  • 日々の原価率・人件費・利益率を把握している
  • 客数・客単価・回転率などを分析し、改善策を練っている
  • 勘ではなくデータで判断する

2. コンセプトが明確でブレない

  • 「誰のための、どんな店なのか」が明確
  • メニュー、内装、接客すべてが統一されている
  • コンセプトを軸に商品・販促・人材採用を決めている

3. 改善をやめない(PDCAを回している)

  • お客様の声に耳を傾け、常に工夫・改善している
  • 試してダメならやり方を変える、柔軟性がある
  • 「流行らない原因は何か?」を冷静に見つめ直せる

4. 資金に余裕を持ってスタートしている

  • 開業直後は赤字覚悟、という現実を知っている
  • 「半年~1年は売上がなくても耐えられる」体制を作っている
  • 融資や補助金を上手に活用している

5. マーケティング・集客の意識が高い

  • SNS・Googleマップ・口コミを活用している
  • イベントやコラボなどで常に話題づくりをしている
  • 「おいしい」だけで客が来ると思っていない

 

❌ 失敗する人の特徴

1. 「おいしければ人は来る」と思っている

  • 味に自信があっても、人が来なければ意味がない
  • 立地・宣伝・接客などを軽視している

2. 固定費・経費を把握していない

  • 原価率が高すぎて利益が出ていない
  • 無駄な設備投資や内装にお金をかけすぎて資金ショート
  • 月末に帳尻を合わせるスタイル

3. なんとなくで始めてしまう

  • 事業計画を立てずに感覚だけで開業
  • コンセプトが曖昧で「何屋か分からない」状態
  • ターゲット不明で誰にも刺さらない店に

4. 孤立している・相談相手がいない

  • 意地になって誰にも相談せずに経営
  • 成功者の意見や数字を聞かない
  • 外部のプロ(税理士・コンサルなど)と連携していない

5. 短期目線・日銭思考

  • 「今日の売上ばかり気にする」「客が来ない日は落ち込む」
  • 長期的なブランド構築や顧客育成に投資しない
  • リピーターを作る工夫をしていない

 

🔑 成功の鍵は「飲食=経営」と理解すること

料理のスキルや経験はもちろん大切ですが、飲食店をやるというのはビジネスをすること。

経営者としての視点があるかどうかが、成功と失敗の決定的な違いになります。

 

飲食店を開業する際は、ぜひ村瀬までご相談ください。

私には飲食店をサポートするプロがたくさんいます。