こんにちは。
飲食店専門の保険アドバイザーの村瀬です。
私はこれまで何100人もの飲食店オーナーと出会ってきて
ある法則のようなものがちょっとだけわかってきました。
それは、
「飲食店経営、成功する人、失敗する人の違い」
です。
簡単にまとめてみましたので、
時間がある時に見てみてください。

飲食店で成功する人と失敗する人の違いは、
センスや料理の腕前よりも、
経営意識・準備・行動の差にあります。
以下に具体的なポイントを分かりやすくまとめてみました。
✅ 成功する人の特徴
1. 数字に強い・数字を管理している
- 日々の原価率・人件費・利益率を把握している
- 客数・客単価・回転率などを分析し、改善策を練っている
- 勘ではなくデータで判断する
2. コンセプトが明確でブレない
- 「誰のための、どんな店なのか」が明確
- メニュー、内装、接客すべてが統一されている
- コンセプトを軸に商品・販促・人材採用を決めている
3. 改善をやめない(PDCAを回している)
- お客様の声に耳を傾け、常に工夫・改善している
- 試してダメならやり方を変える、柔軟性がある
- 「流行らない原因は何か?」を冷静に見つめ直せる
4. 資金に余裕を持ってスタートしている
- 開業直後は赤字覚悟、という現実を知っている
- 「半年~1年は売上がなくても耐えられる」体制を作っている
- 融資や補助金を上手に活用している
5. マーケティング・集客の意識が高い
- SNS・Googleマップ・口コミを活用している
- イベントやコラボなどで常に話題づくりをしている
- 「おいしい」だけで客が来ると思っていない
❌ 失敗する人の特徴
1. 「おいしければ人は来る」と思っている
- 味に自信があっても、人が来なければ意味がない
- 立地・宣伝・接客などを軽視している
2. 固定費・経費を把握していない
- 原価率が高すぎて利益が出ていない
- 無駄な設備投資や内装にお金をかけすぎて資金ショート
- 月末に帳尻を合わせるスタイル
3. なんとなくで始めてしまう
- 事業計画を立てずに感覚だけで開業
- コンセプトが曖昧で「何屋か分からない」状態
- ターゲット不明で誰にも刺さらない店に
4. 孤立している・相談相手がいない
- 意地になって誰にも相談せずに経営
- 成功者の意見や数字を聞かない
- 外部のプロ(税理士・コンサルなど)と連携していない
5. 短期目線・日銭思考
- 「今日の売上ばかり気にする」「客が来ない日は落ち込む」
- 長期的なブランド構築や顧客育成に投資しない
- リピーターを作る工夫をしていない
🔑 成功の鍵は「飲食=経営」と理解すること
料理のスキルや経験はもちろん大切ですが、飲食店をやるというのはビジネスをすること。
経営者としての視点があるかどうかが、成功と失敗の決定的な違いになります。
飲食店を開業する際は、ぜひ村瀬までご相談ください。
私には飲食店をサポートするプロがたくさんいます。