other risk
その他のリスクに備える
その他のリスクに備える保険
総合食品賠償共済のあんしんフード君だけでは対応できないリスクに対しての保険とその補償内容や事例を見ていきましょう。業種によっては発生頻度の高いものやリスクの影響が大きく損害額が負担になり経営が破綻してしまうものもありますので、注意しなければなりません。
財物のリスクに備える保険
不測かつ突発的な事故（火災や地震、津波、水災、台風、盗難など）によって建物や設備、商品・製品等、現場の資材に損害が生じた際に備える保険です。財物・資産を守り、有事に備え円滑な営業活動ができるように備えましょう。
【このようなリスクに備えることができます】
- 作業中の火災や爆発による工場の損壊、落雷による機械の損害
- 台風や竜巻、大雪で建物に生じた損害
- 豪雨による店舗への床上浸水、土砂崩れで事務所が倒壊した等の損害
- 泥棒によるドアや窓ガラスの破損や設備の盗難、道路を走行中の車両の衝突による損害等
- 作業中に器具を壁にぶつけて穴をあけてしまった場合等の損害
- 過電流で設備が壊れてしまった等の損害
従業員のリスクに備える
従業員の方々の業務災害や通勤災害に対して、死亡の場合や後遺障害が残った場合はもちろんのこと、入院・通院をカバーします。
【このようなリスクに備えることができます】
- 企業の法定外補償規程による政府労災保険に上乗せ
労働災害による損害賠償請求額は高額化しており、企業にとって大きな負担となっています。賠償責任保険に加入することで、こうしたリスクに備えることができます。会社役員として行った行為や解雇・ハラスメント等に起因して経営者や役員が損害賠償請求を受けた場合に生じる損害賠償金や争訟費用等もカバーします。
【このようなリスクに備えることができます】
- 政府労災保険や法定外補償規程等による給付を超過する法律上の損害賠償責任
- 役員個人に対する損害賠償請求がなされたことによって被る法律上の損害賠償責任
- 損害賠償責任に関する争訟のために支出した費用
- 従業員等から損害賠償請求がなされたことによって事業主や役員等が負担する法律上の損害賠償金
- 損害賠償責任に関する争訟のために支出した費用
現金のリスクに備える保険
事業用の什器・備品、機械、器具、商品などの動産について、使用中・保管中・運送中・展示中の様々な事故による損害をカバーします。
【このようなリスクに備えることができます】
- 火災、落雷、破裂・爆発、盗難、破損、取扱い上の不注意等の偶然な事故によって生じた損害
- 地震・噴火・津波が原因の損害は補償対象外です。
- 損害を受けた物を片付ける費用や損害防止のための費用
社用車のリスクに備える
法人や個人事業主が所有・使用する自動車による事故に伴うさまざまな損害（相手への賠償、運転中の従業員のケガの補償、社用車の修理費用等）をカバーします。
【このようなリスクに備えることができます】
対人賠償保険
- 事故により、他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険の支払限度額を超える損害
- 事故により、他人の自動車や建物など他人の財物に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害
- 事故により、自動車に乗車中の者が死傷した場合に、過失割合に関わらず損害額
- 事故によって、契約した自動車の損害
※上記のほか、事業活動に伴うリスクやニーズに応じて、様々な特約を選ぶことが可能です。
経営者・社員のリスクに備える保険
経営者が病気や事故で死亡した際に保険金が支払われ、当座の資金繰りに充てることを想定しています。積立型保険の場合は、経営者保険を解約した際に返戻金があるため、役員退職慰労金の原資になります。
【このようなリスクに備えることができます】
- 経営者に万が一のことがあった場合に企業の資金繰りの悪化など、会社存続のための運転資金
- 経営者及び役員の退職金慰労金の財源の準備
※詳しい内容は（https://www.ms-ins.com/business/employee/j-next/）からご確認ください。
本当に必要な保険を見極める
飲食店でも業種・業態で起こりうるリスクがそれぞれ違います。それぞれの保険を組み合わせる前に、注意しなければならないことがあります。
POINT
1
収支を把握する
POINT
2
リスクの洗い出し
POINT
3
シミュレーションする
POINT
4
保障額は必要最低限に
POINT
5
複数の保険を比較検討
POINT
6
定期的に見直し
保険は、万一の際に備える大切なものです。しかし、種類も多く、内容も複雑で本当に必要な保険を選ぶのは難しいと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。ワイズでは、飲食店に必要な補償が受けれるあんしんフード君をベースに、お客様それぞれの業種・業態・規模・時期に合わせたリスクに対する保険をご提案いたします。無駄な補償や収支に合わない負担の大きい保障額の保険は必要ありません。本当に必要な保険を組み合わせましょう。
